9月、鹿児島県鹿屋市の認定こども園で、女性保育士が男の子の顔を平手で叩く、不適切な保育が行われていたことが分かりました。
不適切な保育が行われたのは、鹿屋市の認定こども園です。
園によりますと、9月29日、40代の女性保育士が、ダンス指導を行っていた際、指示の通りにできなかった5歳の男の子の鼻のあたりを平手で1回叩いたということです。
その後、男の子は鼻血を出し、叩いた女性保育士が止血しました。
男の子から話を聞いた保護者が園に電話をかけて発覚したもので、女性保育士は「うまく動いてくれずに、ついカッとなった」と行為を認めたということです。
園は10月1日、事案を鹿屋市に報告し、緊急の保護者会を開いたうえで、女性保育士を出勤停止の懲戒処分としました。
保育士は退職願を提出したということです。
KTSの取材に認定こども園の園長は「このようなことになり、大変申し訳ない。再発防止を徹底したい」と話しています。
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