女子高校生がせき止め薬を過剰摂取するのをやめさせず、中毒死させた疑いなどで、交際相手の26歳の男が逮捕されました。

今月3日、東大阪市の住宅で女子高校生がせき止め薬を過剰摂取する、いわゆる「オーバードーズ」で、搬送先の病院で急性薬物中毒で死亡しました

警察は25日、女子高校生がせき止め薬を過剰に飲むのを止めず、死亡させた、重過失致死の疑いで、この家に住む無職の小坂光容疑者(26)を再逮捕しました。

警察によると小坂容疑者と女子高校生は交際していたということです。

また小坂容疑者は、せき止め薬をドラッグストアから万引きした疑いでも逮捕されていて、調べに対し、万引きについては「オーバードーズをするために盗んだ」と供述し、重過失致死の疑いについては、「薬の飲みすぎを止めなかったわけではないが、止めきれなかった」などと容疑を一部否認しているということです。

小坂容疑者は今月5日、死亡した女子高校生と、その知人の女子高校生、女子中学生の3人を自宅に誘拐した疑いですでに逮捕されていました。

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