東日本大震災の発生から9月で13年半が経ちました。
9月24日、岩手県山田町では行方不明者の家族の要望を受け潜水士による海中の捜索が行われました。

捜索は山田町や震災の行方不明者の家族の要望を受けて釜石海上保安部が実施したものです。

24日は岸壁で犠牲者に黙とうを捧げた後、船で移動し多くのガレキなどが流れ着いたという山田湾の明神崎海域付近を捜索しました。

捜索は行方不明者の家族などが見守る中行われ、4人の潜水士が海に潜り身元の特定につながるような手がかりを探しました。

海上保安庁仙台航空基地 三村真平上席機動救難士
「人を特定できるものは発見できなかったが、多くの人の使っていたものが見つかった」

行方不明者の家族
「母が最後に見たであろう風景を目で見ることができた」

県によりますと震災により県内では1107人の行方が分かっておらず、このうち山田町では143人が行方不明となっています。(8月末時点)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。