今月3日、三原市の岸壁に着いた汽船「清盛」から銀白色の燃料とみられる油が海へ流出しました。周辺の漁業への影響などはないということです。

尾道海上保安部によりますと、今月3日午前8時20分ごろ、汽船「清盛」の乗船者から、「清盛から重油を海上に流出させた」という通報がありました。

その後、巡視艇2隻などが調査を行ったところ、長さおよそ500m、幅50mの範囲に銀白色の油が浮いていたということです。

尾道海上保安部は、燃料タンクがある船尾から船首に燃料を移送していたところ、最後にバルブを閉め忘れたことが油が船から流れた原因とみています。
この事故による周辺の漁業などへの影響はないということです。

※写真提供:尾道海上保安部

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