非常に強い勢力で関東に接近している台風7号。
千葉・市川市では16日午前11時半前、道路が冠水しました。
そして、東京・大田区の公園では、詳しい原因は分かっていませんが、電柱がぽっきりと折れてしまっています。
さらに神奈川・川崎市では、タンクローリーがぬれた路面でスリップし、歩道に乗り上げる事故が発生しています。
このように台風による影響が各地に広がっています。
台風が房総半島に接近する中、実施されたお祭りがあります。
千葉市にある神社で16日から始まった「妙見大祭」。
平安時代から約900年続く神事であるため、終戦の翌日やコロナの中でも一度も休まず続けられてきました。
参加者は「(祭りはいつから参加している?)生まれた時から。雨が強くならなくてよかった」「(台風は)関係ないですね。イベントは中止がありますけど、神事は中止はありません」と話しました。
雨が降る中、氏子たちがみこしを担いで街を練り歩きます。
担ぎ手からは威勢のいい掛け声が響きますが、台風が接近中とあって、見物客はまばら。
台風の対策で、みこしのルートを変更。
練り歩く時間も6時間から大幅に短縮され、1時間だけ実施されました。
祭り参加者は「台風でもやめないのが、妙見大祭のいいところ。千葉の神様もいるわけですし、不安はなかった」と話しました。
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