那覇市の識名霊園で12日、旧盆ウンケーを前に家族や親戚たちが墓掃除に汗を流す姿が見られた。沖縄では旧暦7月7日に当たる七夕の日に、先祖供養の墓掃除をするならわしがあるが、家族の都合や混雑を避け、連休中に訪れる人も多かった。

 西原町からきょうだいや娘夫婦と訪れた石川守子さん(73)は「毎年、七夕に合わせて来るが、今年は混雑や友引を避けた」と、日が傾いた時間から墓周辺の草を丁寧に刈り取り、墓に手を合わせた。

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