滋賀県米原市で土砂崩れが相次いでいることを受け、市長が三日月知事に3度目の緊急提言を行いました。
【米原市 平尾道雄市長]】「根本的に山をゆっくり安心して見られるものに変えるということを、地元や県だけでなく、国も対策することをお願いしたい」
【滋賀県 三日月大造知事】「伊吹山は7月だけで3度土砂が流れている。市民が不安に感じることは理解しています」
滋賀県米原市の平尾市長は三日月知事に対し、3度目となる緊急の災害対策を要望しました。
■7月に3度 伊吹山から土石流発生
米原市では7月、3度にわたって伊吹山から土石流が発生し、そのうち2回はレベル5に相当する「緊急安全確保」の避難情報が出されました。
県や市によると伊吹山は「シカの食害」で土がむき出しになり、土石流が発生しやすくなっていて、山の保水力を回復させるために国に協力を求めることを確認しました。
【米原市 平尾道雄市長】「林野庁含めて抜本的な対策に取り組んでほしいと思っている。知事からは『ぜひ一緒に国に要望しましょう』との言葉をいただいた。被害などの実情は私たちが話せますので」
米原市は「今月中にも県とともに国に要望に行きたい」としています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。