8月7日午後2時30分から午後3時前にかけて、福島県の会津地方に相次いで発表された記録的短時間大雨情報。レーダーによる解析で、1時間に約100ミリの猛烈な雨が雷も伴い短時間に降った。
また、実際の観測地点でも1時間に降った雨は、喜多方で87ミリ、猪苗代で56.5ミリと「観測史上最大」を記録した。

<喜多方市で避難指示 避難所開設>
喜多方市では土砂災害の危険性が高まっているとして、313世帯841人を対象に避難指示を発令し、市内2ヵ所に避難所を開設。

<猪苗代町でも避難指示>
また、猪苗代町でも、土砂災害の危険性が高まっているとして、午後4時16分に避難指示を発令。対象は川上地区と千貫地区の25世帯92人で、避難所を開設したが午後6時に土砂災害の危険性がなくなったとして避難指示を解除した。

<神社では参道に被害>
数年に一度とされる大雨により猪苗代町内の土津神社では…。
境内の方から流れ込んできた大量の雨水で参道の一部はえぐれてしまっている。土津神社では、2023年も大雨で同じような被害が発生したということで、今年も修復を迫られることになった。

<郡山市では国道4号線が冠水>
大雨は県内各地を襲い、大雨・洪水警報が出された郡山市では、道路の冠水が相次いだ。国道4号線のバイパス道路では乗用車1台が浸水。運転していた男性にケガはなかったが、水が引くまで約40分にわたり通行止めとなった。

<下郷町 国道118号線では土砂崩れ>
また、県内では会津地方の市町村を中心に土砂災害警戒情報も。下郷町の国道118号線「小沼崎トンネル」付近では土砂崩れが発生。午後2時半から午後6時まで通行止めとなった。
(※動画は7日午後6:09時点のもの)

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