7日午後1時40分ごろ、熊本県大津町の白川で泳いでいた男性の姿が突然見えなくなったと119番通報があった。
菊池広域連合消防本部などによると、溺れたのは高校1年生の男子生徒(15)とみられ、友人ら8人で泳いでいたという。通報から約2時間半後、水深約2メートル川底から発見され、救急搬送されたが間もなく死亡が確認された。
現場は白川に架かる日暮橋の近くの河川敷。捜索を見守った近くに住む男性(83)によると、夏場は子どもたちが水遊びをする場所といい、「きょうはいつもより水位は少なく、流れや波も穏やかなのに」と話した。
大津町近くの熊本市では7日午後3時37分に最高気温37・6度の猛暑日を記録している。
県河川課によると、現場は遊泳禁止区域ではないものの、町教育委員会では夏休み前に町内の小中生には河川で泳がないよう、呼びかけている。【野呂賢治】
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