（菅井貴子気象予報士が解説）午後5時30分現在
◆きょう5日(月)の気温
道内で最も高くなったのが、上富良野町で29.5℃、
次いで、旭川や富良野で29.6℃まで上がりました。
5日ぶりに真夏日から解放され、
札幌は24.4℃で、平年より3℃も低く、涼しくなりました。
福岡県内や名古屋市は39℃でしたので、
北海道は、避暑地としても注目される地域ですね。
◆オーロラが出現
きのう4日(日)夜～きょう5日(月)未明は、
よく晴れた道北で、オーロラが出現しました。
今回は、肉眼では見ることができず、
カメラのレンズを通して、空が赤く染まる様子が撮影されました。
今年は太陽活動が活発で、
先週から、規模の大きな太陽爆発が繰り返されていました。
地球に向かって、太陽風が吹き、オーロラが出現しやすくなっているのです。
次のチャンスは、わかりませんが、北海道が日本で最も緯度が高く、
出現が期待できる地ですので、天文ニュースにも注目したいですね。
なお、派手なオーロラが出るときは、ＧＰＳなどの位置情報や
農業用ドローンの通信に障害が出ることもありますので、注意が必要です。
◆あす6日(月)の天気・気温
全道的に雲が多く、午後は、札幌も含めてにわか雨があるでしょう。
折り畳み傘があると安心です。
日中は、蒸し暑く、特に網走は前日より10℃も高く、最高気温は29℃です。
札幌も前日に比べて5℃高く、29℃のほか、
旭川は30℃で、真夏日が戻りそうです。
◆札幌の10日間予報 6日(火)～12日(祝・月)
あさって7日(水)は、強い日差しが照り付けて、気温は32℃まで上がりそうです。
その後も、来週にかけて、30℃以上の日が多くなるでしょう。
暦の上では秋になりますが、厳しい残暑です。
朝晩も気温が下がらず、熱帯夜もありそうです。
なお、日本の南に熱帯低気圧（台風の卵）があり、
今後の発達やコース次第で、お盆の天気に影響する可能性がありますので、
情報にも気を付けて下さい。
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