2024年7月、愛知県内の東海道新幹線で保守用車両同士が衝突し、脱線した事故について、JR東海は「ブレーキの効きが悪くなった状態で走らせていたことが原因だった」と発表しました。

7月22日、愛知県内の豊橋駅と三河安城駅の間の東海道新幹線・上りで、保守用車両が止まっていた別の保守用車両に衝突し脱線しました。

この事故について、JR東海は「走っていた保守用車両にけん引されていた砕石をのせた車両6両のうち、少なくとも3両のブレーキの効きが大きく低下していたことが原因だ」と発表しました。

残りの3両は事故で破損し測定不能です。

メーカーが想定する方法とは異なる方法で確認をしており、本来なら「使用停止」とする値だったということです。

この事故で約25万人に影響が及んだとみられ、JR東海はメーカーが想定する確認方法を周知徹底し、再発防止に努めると発表しています。

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