2023年2月、鹿児島・霧島警察署の警察官がクリーニング店の女性に対して行ったストーカー事案への対応を巡り、2日、県警の定例会見で当時の署長が謝罪しました。

謝罪したのは当時霧島警察署長だった、南茂昭生活安全部長です。南部長は会見で「被害者に怖い思い、不快な思い、警察不信を招いたことを当時の現場責任者として謝罪したい。誠に申し訳ありませんでした。」と謝罪しました。

2023年2月、霧島警察署では当時の男性署員によるつきまとい行為などのストーカー行為があったとして、クリーニング店の女性から相談を受けていました。

しかしこの事案では警察が入手した現場周辺の防犯カメラ映像が消去されるなど、不適切な捜査が明らかになり女性は警察の対応に不信感を抱く事態となっています。

これについて2日の県警の定例会見で、南生活安全部長は、事案の対応を巡って被害女性に怖い思いや不快な思いをさせ、警察不信を招いたとして、謝罪の言葉を述べました。

また南部長は防犯カメラの映像が消去された原因について、ストーカー事案ではなく監察事案として対応した自身の指揮ミスなどと説明した上で、事案の隠ぺいや証拠の隠滅については否定しました。

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