秋田県羽後町の60代男性が、SNSを通じて嘘の副業を持ちかけられ、現金約350万円をだまし取られたことが21日に分かった。

羽後町に住む60代の男性は、6月30日にSNSで副業に関する広告を見つけ、相手とやりとりしたところ、「指定された動画を視聴すれば報酬が出る」と説明を受けた。

そして、指示に従って画面を撮影して送信すると、口座に報酬が振り込まれ、相手から「金を振り込むと高額の報酬が得られる課題に挑戦できる」と伝えられた。

男性は指定口座に4回入金し、その後さらに入金の遅れによる延滞金として8回振り込み、男性は合わせて現金347万円をだまし取られた。

警察は「簡単な作業で報酬が得られるなどと持ちかけて現金を振り込ませるのは、詐欺の手口だ」として、不審な広告やメッセージにアクセスしないよう、注意を呼びかけている。

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