20日、高知県宿毛市で62歳の母親を殺害しようとした現行犯で30歳の息子が逮捕された事件で、22日朝、警察はこの息子を送検しました。母親はその後、死亡し、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査しています。

殺人未遂の現行犯で逮捕されたのは、宿毛市大島の無職・中山恭佑 容疑者です。20日午後6時40分ごろ、自宅で母親の美和さんを刃物で刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれています。

宿毛署によりますと中山容疑者から「母を包丁で刺した」と言われた近所の人が消防に通報しました。美和さんは自宅1階の和室で血を流してあおむけに倒れていて、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。敷地内には血痕のようなものがついた刃物と鉄の棒があったということです。

警察は中山容疑者を殺人容疑で送検、容疑者の認否は明らかにしていません。

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