韓国軍は北朝鮮に向けた拡声器による宣伝放送を全面的に実施すると発表しました。

韓国軍は7月18日、ゴミなどをぶらさげた風船が散布されたことを受け、対抗措置として、拡声器による宣伝放送を実施していました。

韓国軍によりますと、北朝鮮は21日午前にもゴミなどをぶらさげた風船を韓国に向けて飛ばしたということです。

韓国の連合ニュースによりますと、これまでは各地の前線に設置された固定式の拡声器をリレー形式で使って制限的に実施していましたが、21日午後1時からは全ての拡声器を同時に稼働するということです。

韓国軍は「全ての責任は北の政権にあることを厳重に警告する」と強調していて、今後、南北間で激しい応酬が続く可能性があります。

北朝鮮によるごみ風船の飛散は5月下旬からはじまり、今回で9回目です。

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