21日、富士山では富士宮口と須走口でそれぞれ救助要請があり、県警の山岳救助隊や消防が救助に当たっています。

警察によりますと遭難したのは東京都の男性(41)で、20日から富士登山を始めました。

21日午前10時半頃、富士山の富士宮口山頂付近を下山していたところ足を滑らせて、ひねりけがをしました。

男性は、8合目の衛生センターで応急手当を受けましたが、自力で下山できず一緒に登山していた仲間が警察に救助を要請しました。

その後、山頂付近に常駐していた山岳救助隊2人が午前11時半頃に男性を救助しました。

また21日午前11時半頃には、外国人とみられる男性が団体で須走口の6.5合目付近を下山していたところ、転んで頭を打って負傷し通りがかりの登山者から消防に救助要請がありました。

男性に意識はあり、会話できるということで御殿場署の山岳救助隊と消防隊員が救助に向かっています。

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