奈良県生駒市の小学校のPTA会長だった女がPTAの銀行口座から55万円を不正に引き出した疑いで逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、生駒市立の小学校でPTA会長を務めていた無職の52歳の女です。
女はことし2月、生駒市内の銀行で小学校の校長名義の通帳を使いPTAの会計口座から現金55万円を不正に引き出した疑いが持たれています。
■PTA口座 「会計担当者」のみ使用できるルール
警察によると、この小学校ではPTAの口座の通帳は、学校の中で保管されていて、使用する権限があるのは、PTAの会計担当者のみで校長や教頭に必ず声をかけ、使途について説明したうえで通帳を持ち出すルールとなっていました。
■新年度の会計担当者が不正を発見
ことし4月にPTAが新体制となり、新たな会計担当者が昨年度の収支を確認するため、通帳をチェックした際に55万円が不正に引き出されていたことが発覚し、学校側が5月に警察に相談しました。
その後、関係者などから聞き取りを行なった結果、前年度のPTA会長だった女の逮捕に至ったということです。
調べに対し、女は「間違いありません。このようなことをしたのは、お金が欲しかったからです」と話し、容疑を認めています。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
