宮城県気仙沼市で東日本大震災の記憶を伝える語り部バスが運行され、津波から地域住民を守った「命のらせん階段」を参加者が見学しました。

語り部バスは、気仙沼市でホテルや水産会社を営む阿部長商店が月1回無料で運行していて、7月15日は市内に住む5人が参加しました。

一行が訪れた「命のらせん階段」は、阿部長商店の創業者の自宅だった建物で、津波に備えて屋上へと外階段が取り付けられていました。東日本大震災では住民およそ30人が避難して、津波から逃れることができました。

参加者
「こんなに近くまで来て建物を見たことがなかった」
「実際の自分の動きを、語り部が説明してくれて、すごくリアルだった」

「命のらせん階段」は震災伝承施設に登録されています。

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