交通事故や事件に巻き込まれ亡くなった犠牲者の遺品や遺族のメッセージなどを展示して命の尊さを訴える「生命のメッセージ展」の常設展が敦賀市に開設されました。
 
「生命のメッセージ展」の常設展は、NPO法人「いのちのミュージアム」が、東京都内で開設をしていましたが、施設が老朽化したことから敦賀市の愛発公民館に移設され「いのちのミュージアム福井Base」として活動することになりました。
 
14日に行われた開所式には関係者約80人が出席し、常設展の開設を祝いました。
 
展示室には、交通事故で亡くなった人や、理不尽な事件に巻き込まれ命を落とした人など、全国の犠牲者約40人のパネルが本人の写真付きで並べられています。パネルには犠牲者本人が使っていた靴や、遺族からのメッセージも添えられています。
 
NPO法人「いのちのミュージアム」鈴木共子代表理事:
「理不尽な事件・事故は他人事ではない。自分事として捉えてほしい。一人一人が自分の命を守り、誰かの命も守れる人になってほしいという願いがある」
 
敦賀市に常設されることになった「生命のメッセージ展」は、予約をすれば誰でも見学することができます。

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