地震が発生した時に身を守るための動作を確認する県民一斉の防災訓練、「シェイクアウト石川」が行われました。

9日、県内の学校や保育所などで一斉に行われた防災訓練。県が11年前から毎年行っています。金沢市の三馬(みんま)小学校では全校児童533人が参加し、午前11時に始まった校内放送を聞いて、防災に対する意識を高めていました。

校内放送:
「皆さん、地震というものがどういうものか知っていますね」

児童は、緊急時に身を守る「しゃがむ」「かくれる」「じっとする」の3つの動作を確認しました。

児童:
「地震が起きたときはしっかり頭を守ることがわかりました。1月にあった地震は私が生きてきた中で一番大きかったのでこれからもそれが起こる(かもしれない)となったらちゃんと気を付けていきたいと思いました」

三馬小学校では能登半島地震で被災した児童が在籍しているため、児童の精神面に配慮しサイレンなどの音を鳴らさない対応をとったということです。県によりますと、9日の訓練は県内でおよそ30万人が参加したということです。

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