嘘の内容の不動産登記をした疑いで、特定抗争指定暴力団「絆會」の会長ら2人が逮捕されました。

関西テレビは、警察が会長の自宅を捜索する、緊迫の映像を独自入手しました。

「開けろこら!」 
住宅街に響く怒号。

「開けろこら!」
警察官が、建物に捜索に入ろうとしているようですが…手にしているのは、電動ノコギリのように見えます。

家宅捜索を受けたのは、特定抗争指定暴力団「絆會」会長の、織田こと金禎紀容疑者(58)の自宅。

別の映像では、警察官が自宅の横に梯子をかけ、上の階から捜索に入る様子がわかります。

金禎紀容疑者は、4年前、特定抗争指定暴力団「池田組」組長の、池田こと金孝志容疑者(79)と共謀し、およそ1億円の貸し借りをめぐり、虚偽の内容の不動産登記をした疑いが持たれています。

警察によると、金禎紀容疑者が「絆會」の土地と建物を担保に、金孝志容疑者から金を借りる際に、別の女性の名前で抵当権を設定したということです。

女性は、この取引に関与していなかったとみられます。

警察は、2人の認否を明らかにしていません。

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