北海道石狩市にあるJAさっぽろの米や麦の乾燥調製施設で、60代の作業員が約5メートルの高さから落下し、死亡が確認されました。

 6月30日午後1時40分ごろ、同僚の男性が落下する音を聞き、施設の底に倒れている男性を発見。「高所から転落して意識がなく呼吸もない」と消防に通報しました。

 警察によりますと、当時、10人の作業員が施設を清掃していました。

 男性は、米や麦を予備乾燥させる「貯留ビン」の担当。
高さ約5メートルで、清掃のため何も入っていなかった貯蔵ビンの底に、何らかの原因で落ちたとみられています。

 底は鉄板でした。男性は全身を強く打ち、頭からも出血していて、その場で医師が死亡を確認しました。

 男性の近くにはヘルメットが落ちていて、着用していたもよう。警察が事故の原因を調べています。

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