北アルプス焼岳は、火山性地震が多い状態が続いています。

気象庁によりますと、山頂付近を震源とする火山性地震は、5月31日から6月9日までの10日間で75回に上り、10日も午後3時までに10回観測されたということです。

長期的に山頂付近の緩やかな膨張を示す変化も続いているということです。

気象庁は、「今後、火山性地震がさらに増えた場合は、噴火警戒レベルを引き上げる可能性がある」としています。

また、11日から機動調査班を派遣し、現地調査も行う予定です。

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