美しい富士山が望めると人気の映えスポットで、新たな迷惑行為対策が講じられた。

中央分離帯への立ち入りを防ごうと柵の取り付け作業が行われていたのは、静岡・富士市にある富士山夢の大橋。
富士山に向かってのぼっていくように見える人気の“映えスポット”だ。

29日も多くの外国人観光客が訪れていた。

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夢の大橋では、人気のあまり映え写真を撮るための危険な行為が相次いでいた。

悪びれる様子もなく、立ち入り禁止の中央分離帯で写真撮影したうえ、平然と車道を横断。
こうした危険な行為を防ぐために29日、道路の中央分離帯に設置されたのが、進入防止用の簡易柵。
その長さは約400メートルに及んでいる。

付近の住民は、ほかにも駐車違反や騒音といった迷惑行為にも頭を悩ませているということで、富士市は注意喚起の看板を設置。
今後、駐車スペースを増やすなどの対策も進める考え。

静岡・富士市 交流観光課・松村岳典課長「外からお客さんが来てくれる街に少しずつ変化している中、気持ちよく富士市を楽しんでもらえるように努力していきたい」

富士山観光客の迷惑行為に悩まされる街が新たに設置した簡易柵。
果たして、解決の糸口となるのだろうか。

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