福岡県苅田町のスーパーから共謀して商品を万引きした疑いで、44歳の母親と高校生の娘が逮捕されました。

窃盗(万引き)の疑いで逮捕されたのは、苅田町に住む母親(44)と高校生の娘(18)です。

行橋警察署によりますと、2人は共謀して、去年11月11日午後8時40分ごろ、苅田町にあるスーパーで、包丁やスポンジなどの生活雑貨や飲料など約7000円相当を万引きした疑いです。

娘の高校生は事件があったスーパーのレジでアルバイトとして働いていて、母親が商品をカゴに入れて娘が立つレジに行き、本来は約8000円を払うべきところ、そのうち約7000円分をレジを通した後に娘が取り消す、という手口だったということです。

娘の高校生がレジに入ったときだけ取り消し手続きが多いことなどを不審に思ったスーパー側が去年12月に警察に被害届を出し、捜査の結果、2人の逮捕に至りました。

調べに対し、母親は「やっていません」と否認し、娘は「少しでも安くしてあげたいと思って、母親が持ってきた商品を取り消した」と容疑を認めているということです。

警察は、母親の指示の有無について調べるとともに、家族ぐるみでの犯行や余罪も視野に捜査しています。

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