歓迎会で隣に座った女性教師の体を触るなどした県立高校の教頭について、静岡県教育員会は5月23日付で停職2カ月の懲戒処分としました。

停職2カ月となったのは県西部地区にある県立高校の男性教頭(51)で、4月5日、校内の有志による歓迎会で隣に座った同僚の女性教師の体を触るセクハラ行為をした上、自身が宿泊するホテルに来るよう誘いました。

被害は、女性教師が歓迎会の翌週、同僚や校長に相談・報告したことで発覚し、男性教頭は県教委の聴取に対して「飲酒していて気が大きくなった」と話しているほか、「2023年度、学校において不祥事根絶研修を担当し、職員に対して他人事と捉えないように伝えていたが、私自身が自分事として捉えていなかった。被害者に迷惑をかけたこと、教育公務員として一生懸命働いている人たちに対して泥を塗るようなことをしたことを申し訳ないと思う」と述べているということです。

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