岐阜県大垣市で去年5月、現金約2200万円が奪われた強盗致傷事件の裁判で、実行役の19歳の男2人に懲役7年が言い渡されました。

 特定少年として起訴された19歳の男2人は去年5月、岐阜県大垣市の会社役員の男性(当時75)の住宅に別の少年2人と押し入って、男性に大ケガをさせ現金2200万円を奪った強盗致傷などの罪に問われていました。

 この事件では、指示役や連絡役などこれまでに計14人が逮捕され、実行役だった2人は起訴内容を大筋で認めた上で「強盗を計画した者から捨てられる立場だった」として、刑を軽くするよう求めていました。

 17日の判決で、岐阜地裁は「無抵抗な高齢者を危険な状態にし被害も多額」と指摘したうえで、「指示の内容が強盗とわかってからも積極的に犯行を進めた」として求刑通りの懲役7年を言い渡しました。

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