北国フィナンシャルホールディングス(FHD)傘下の北国銀行は10日、石川県加賀市が進める公共施設の発光ダイオード(LED)照明化事業を担うチーミーカガ(石川県加賀市)に6億円融資したと発表した。同社は市内の工事業者などが設立した合同会社。使途を環境事業に限定する「グリーンローン」で、LED化の施工などに使う。
加賀市はLED化事業を実施するにあたり、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)の手法を導入している。チーミーカガは同市の公募で選ばれた事業者で設立された。資金を地元で循環させることで、地元企業の活力向上にもつなげる狙いがある。加賀市はスポーツ施設や公民会館など計16施設でLED化を進める。
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