10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台半ばで取引された。  午後5時現在は前日比1円22銭円安ドル高の1ドル=151円55~57銭。ユーロは1円05銭円安ユーロ高の1ユーロ=159円86~90銭。  中国共産党が9日発表した景気刺激策が材料視された。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、相対的に安全な資産とされる円が売られてドルが買われた。  市場では、11日の米消費者物価指数の公表を前に「様子見ムードも出ていた」(大手証券)との声があった。

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