山陰合同銀行は、厚生労働省が仕事と子育ての両立支援に積極的な企業などを認定する「くるみん制度」のうち、不妊治療についても支援する「プラチナくるみんプラス」の認定を取得した。12日、島根労働局の岩見浩史局長から認定通知書の交付を受けた。同行の吉川浩専務執行役員は「認定はゴールでなく、よりよい職場環境づくりに向けた新たなスタート」と述べた。
山陰合銀は女性の活躍推進に取り組む企業として最高峰の「プラチナえるぼし」の認定も取得している。同行によると、2つのプラチナ認定企業がプラス認定を受けるのは西日本の金融機関で初めてという。
「プラス」は優良な子育てサポート企業であることに加えて、不妊治療と仕事の両立も支援する企業を認定する制度。山陰合銀は不妊治療を目的とする有給休暇制度の新設や、仕事との両立支援担当者を設置するなどの取り組みを進め、厚労省の基準を満たした。認定日は10月25日。
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