全国の信用金庫などでつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」(事務局・城南信用金庫)が6日、生命保険大手の明治安田生命保険と連携協定を結んだ。両者の全国規模の人的ネットワークを互いに活用し、地域創生活動を行う。

連携協定締結式で、記者の質問に答える明治安田生命保険相互会社の中村篤志副社長(右)。左は城南信用金庫の林稔理事長=東京都千代田区で

 東京都内で行われた締結式では、城南信金の林稔理事長と中村篤志副社長が協定書に署名。中村副社長は「(ハンディキャップがある人が使いやすい金融サービスなど)地域の金融包摂や、企業の従業員の健康づくりなどに広げていきたい」と述べた。明治安田生命は12月3、4日に都内で開かれる「2024 よい仕事おこしフェア」の周知にも協力する。  一方、林理事長は「全国に254の信用金庫があり、明治安田生命(の健康増進や地方創生の活動)に協力できる」と述べた。同実行委員会は自治体や大学など130以上の組織・団体と連携。大手保険会社では富国生命、日本生命に続く提携になる。 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。