ユニ・チャーム(港区)は、女性のホルモンと体調の関係をグラフで表した生理管理アプリ「ソフィBe」を開発したと発表した=写真(上)。生理日を記録するだけでホルモンの波と、体調や気分の関係を見える化し、女性が体調と向き合うきっかけづくりを支援する。  AIチャット機能も充実し=同(下)、「生理でおなかが痛い」など聞きにくいことも相談でき、生理痛を和らげる呼吸法など科学的根拠に基づいた助言を受けられる。「妊活モード」も搭載し、妊娠しやすい期間の情報をパートナーと共有できる。  女性724人を対象に調査したところ、4人に1人が生理痛や月経前症候群などの不調を2週間以上感じていると回答。一方で、49.7%が不調に対して「どう対策すればよいか分からない」と答えるなど、不調に悩む女性の半数近くが解決策が分からないまま過ごしていることが分かった。  担当者は「ホルモンを起点に心身管理することで、自分に合った予定を先回りして組むことができる。女性の一生を支援し可能性を広げたい」と話す。 (市川千晴)


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