東和銀行は取引先企業などの脱炭素化の推進に向けて前橋市内で勉強会を開いた。約350社が参加する同行の「TOWA脱炭素コンソーシアム」の一環で5回目。29社が参加し、脱炭素化を事業強化に結びつけるための知見を深めた。
21日の勉強会前半では富士電機子会社の富士電機ITソリューション(東京・千代田)の担当者が脱炭素による企業価値の向上について説明。後半では業務帳票作成ソフトなどのウイングアーク1stの担当者が温暖化ガス排出量を可視化する自社のサービス「EcoNiPass(エコニパス)」の活用方法などを紹介した。
同コンソーシアムは4月から会員にエコニパスを無償提供し、約20社が導入。東和銀法人営業部の担当者は「まずは排出量の可視化に動き出してもらいたい」と話す。
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