BIPROGY(ビプロジー、旧日本ユニシス)は25日、事業者向けの電子マネー支払いサービスの機能を強化すると発表した。保険会社が電子マネーで個人契約者に保険金を支払う際などに使われる共通基盤「doreca(ドレカ)」に、銀行振込の機能を追加する。電子マネーと銀行振込の両方の支払いに対応する。
ドレカは事業者と決済企業をつなぐサービスで、保険会社が電子マネーで保険金を支払ったり、事業者が業務委託報酬を個人のスマホ決済ウォレットにチャージしたりする際に使われる。電子マネー支払いに特化したサービスだが、今後は同システム上で銀行振込も選べるようにする。
これまでは企業がドレカを導入しても、銀行振込時は別のシステムを使う必要があったため、改修やメンテナンスの時間が余計にかかっていた。電子マネーと銀行振込の両方をドレカに一元化することで、事業者のシステム改修の負担を減らせるという。
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