一時1ドル=152円台を付けた円相場を示すモニター=23日午後、東京都港区の外為どっとコム
23日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=152円台を付けた。7月末以来、約3カ月ぶりの円安ドル高水準。堅調な米国経済を背景とした米長期金利の上昇で、日米金利差の拡大を意識したドル買い円売りが優勢となった。 午後5時現在は前日比1円36銭円安ドル高の1ドル=152円35~37銭。ユーロは62銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円25~29銭。 米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを緩やかに進めるとの観測から前日の米長期金利が上昇。11月5日の米大統領選で、共和党候補トランプ前大統領の勝利を見越したドル買いも広がった。
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