武蔵野銀行は23日、顧客企業などが二酸化炭素(CO2)の排出量を測定するサービスを同行のホームページ上で無料公開した。年度ごとの排出量を比較したり、排出源を分析したりして、CO2削減計画を立てるのに役立てる。同行は脱炭素に向けたコンサルティングなどの態勢もそろえており、顧客の支援を強化する。
新サービスは「C-checker(シーチェッカー)」。ガソリンや電気などのデータを入力すると、グラフで年間使用量の推移などを表示する。同行の顧客以外も利用できる。千葉銀行が2023年秋に始めたもので、両行の「千葉・武蔵野アライアンス」を通じて武蔵野銀行でも導入する。
同行はCO2削減目標の達成状況に応じて金利を優遇する「サステナブルファイナンス」を扱う。今回のサービスを入り口に、より充実した支援策を展開する。
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