22日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=151円10銭を付けた。7月末以来、約2カ月半ぶりの円安ドル高水準。米長期金利の上昇で、日米金利差の拡大を意識したドル買い円売りが優勢だった。  午後5時現在は前日比1円16銭円安ドル高の1ドル=150円99銭~151円02銭。ユーロは1円09銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円63~67銭。  底堅い米経済を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの思惑からドル買いが広がった。市場では「大統領選後に財政出動が拡大するとの観測も米金利上昇やドル買いを招いた」(外為ブローカー)との声があった。


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