金融庁が、自動車保険の保険金を不正に請求した疑いがあるとして、中古車販売大手で「ガリバー」を展開するIDOMと、同業のグッドスピード(名古屋市)を立ち入り検査していることが21日、分かった。損害保険各社に請求する事故車の修理費を水増しした可能性があり、全容を把握する必要があると判断したもようだ。  旧ビッグモーター(東京)による大規模な保険金不正請求問題を受け、損保各社は昨年夏ごろから同様の不正がないかどうか調査している。今回金融庁が検査に入った2社も、損保各社の求めに応じて社内調査に乗り出したが、十分に進んでいなかった。


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