【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)統計局が1日発表したユーロ圏20カ国の9月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月比1・8%上昇した。エネルギー価格の下落が影響し、伸び率は前月から0・4ポイント縮小した。欧州中央銀行(ECB)がインフレ目標に掲げる2%を下回るのは2021年6月(1・9%)以来、3年3カ月ぶり。  ECBは物価上昇圧力が和らいだことを踏まえ、今年に入って利下げに転じ、6月と9月に利下げを実施した。インフレのさらなる鈍化を受け、今月17日の会合でも追加利下げを決めるとの見方が強まりそうだ。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。