大阪・関西万博のボランティアのユニホームを披露する女優の黒谷友香さん(左)ら=22日午前、大阪市北区(井上浩平撮影)

日本国際博覧会協会(万博協会)と大阪府市は22日、2025年大阪・関西万博でボランティアが着用するユニホームのデザインを発表した。紺色を基調とし、活動場所が会場か大阪の街中かで配色が異なる。ボランティアには募集人数2万人を上回る約2万3千人の応募があるという。

この日、大阪市内で開かれたイベントで発表されたユニホームは、性別や年齢を問わず幅広い人が着こなせるシンプルなデザイン。紺色を基調に、「会場ボランティア」が白色、「大阪まちボランティア」が黄色を組み合わせた。Tシャツとベスト、帽子、ポーチの4点セットで、背中に英語で「VOLUNTEER(ボランティア)」の文字がある。

万博協会によると、デザインは協会が委託した事業者が検討し、万博のシニアアドバイザーで、デザイナーのコシノジュンコ氏が助言、監修して決定した。春から秋にかけて活動することから、吸汗性や速乾性のある素材を選ぶ。万博開催中はボランティアに貸与し、閉幕後はそのまま記念品として贈るという。

ボランティアは1月に募集を開始し、募集人数を上回る2万2799人が応募(4月19日時点)。30日まで引き続き、受け付ける。

イベントに出席した大阪府の吉村洋文知事は「いろいろな人に似あうすばらしいユニホームができた。ボランティアも一緒に万博を成功に導ければ」と語った。

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