スーパーの店頭に並ぶ商品=東京都練馬区関町北の「アキダイ 関町本店」(酒巻俊介撮影)

総務省が19日発表した令和5年度平均の全国消費者物価指数(2年=100、生鮮食品を除く)は、前年度と比べ2・8%上昇の105・9となった。原材料価格の高騰などを受けた食料品や日用品の値上げが響いた。ただ政府による電気・ガス料金の負担軽減策の影響で、伸び率は4年度の3・0%から小幅に縮小した。

同時に発表した今年3月の生鮮食品を除く全国消費者物価指数は、前年同月比2・6%上昇の106・8だった。伸び率は2月の2・8%から2カ月ぶりに縮小した。

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