12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円近辺で取引された。  午前10時現在は前日比16銭円高ドル安の1ドル=152円96~98銭。ユーロは45銭円高ユーロ安の1ユーロ=164円05~13銭。  11日のニューヨーク市場で一時1ドル=153円32銭と1990年6月以来、約34年ぶりの円安水準を付けた。12日の東京市場でも、日米金利差を意識したドル買い円売りがやや先行したが、政府・日銀による為替介入への警戒感が根強く、円を買い戻す動きも出た。  市場では「神経質な取引が続いている」(外為ブローカー)との声があった。


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