広域地銀連携のTSUBASAアライアンスに参画する千葉銀行や第四北越銀行、武蔵野銀行と群馬銀行は、不動産開発のTHEグローバルにポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)を実行した。PIFはSDGs(持続可能な開発目標)達成に向け、企業活動が環境や社会に与える影響を評価し融資する。千葉銀が他行と協調でPIFをするのは初。

融資額は9億円で、期間は5年。THEグローバルの新築物件へのEV(電気自動車)充電設備の導入割合や、断熱性や省エネ性能が高いマンションの取得率向上など目標を設定。千葉銀や傘下のちばぎん総合研究所(千葉市)が状況を定期的にモニタリングする。

千葉銀は単独で3月末に住宅事業を手がけるアイム・ユニバース(東京・杉並)にもPIFをした。同行の担当者は「PIF含めてサステナブルファイナンスは好調に推移している」と話す。

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