ニューヨーク証券取引所(共同)

17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比45・66ドル安の3万7753・31ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が想定より遅れるとの懸念から売りが優勢となり、前日終値からの下落幅は一時190ドル近くに達した。

決算発表の内容を嫌気された保険のトラベラーズの大幅下落も相場を押し下げた。投資家がリスク回避姿勢を強め、今後決算が発表されるIT株や半導体株も売られた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日続落し、181・88ポイント安の1万5683・37。

他の個別銘柄では、半導体のインテルやITのアマゾン・コムの下落が目立った。医療保険のユナイテッドヘルス・グループは買われた。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。