富国生命は廃棄野菜でつくったクレヨン、川崎信金は塗り絵を川崎の幼稚園児に贈った(28日、川崎市)

富国生命保険と川崎信用金庫(川崎市)は28日、公益社団法人川崎市幼稚園協会へクレヨン1400箱と塗り絵1万7000枚を贈呈した。協会は市内の幼稚園へ配る。富国生命は2023年に創業100周年を迎えた。これを記念し、原料に廃棄野菜を使い口に入れても安全なクレヨンを製作していた。

業務上つながりのある川崎信金にクレヨンの寄贈先を相談し、川崎信金は包括連携協定を結ぶ学校法人洗足学園と話し合い寄贈につながった。川崎信金は金庫のキャラクター「かわむす」の塗り絵を用意した。

28日には洗足学園大学付属幼稚園で寄贈式があり、園児に直接手渡された。富国生命の香山和亮京浜支社長は「アットホームな雰囲気のなか園児に渡せた。ぜひ楽しんでほしい」と話し、市幼稚園協会の石渡宏之会長は「クレヨンは園児にとって身近なもの。幼児教育に関心を向けていただきうれしい」と謝意を述べた。

川崎信金の堤和也理事長は「ぜひ絵に興味もってもらい、大きくなったら絵画コンクールに挑戦してください」と園児に呼びかけた。

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