15日の東京商品取引所で中東産原油の先物価格が上昇した。株価終値に相当する指標価格の清算値は1キロリットル当たり前週末の12日比50円高の8万1010円で、今月5日以来、6営業日ぶりの高値を付けた。イランによるイスラエルへの報復攻撃を受け、中東情勢悪化に伴う供給懸念が出た。
取引時間中には8万2100円を付ける場面もあった。原油価格は5日、シリアにあるイラン大使館がイスラエルからの攻撃を受けたことを背景に約6カ月ぶりの高値を付け、その後、高値圏で推移していた。
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