【ワシントン共同】米商務省が15日発表した3月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比0・7%増の7095億9千万ドル(約109兆円)と、2カ月連続のプラスとなった。増加率は市場予想の0・3%を上回った。原油価格上昇を背景にガソリンスタンドが2・1%伸びたことが押し上げ要因となった。  月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高も1・1%増え、伸び率は市場予想の0・4%を大きく上回った。  ガソリンスタンド以外の業種別では、インターネット通販などの無店舗小売りが2・7%増え、建材・園芸用品も0・7%増。一方、自動車・同部品は0・7%減、家具も0・3%減った。


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