横浜銀行が中核のコンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)が13日発表した2024年3月期の連結純利益は前の期比19%増の669億円だった。堅調な貸し出しに伴い資金利益が増加したほか、神奈川銀行の子会社化に伴う負ののれん発生益が利益を押し上げた。25年3月期の純利益は、12%増の750億円になる見通し。
本業のもうけに当たるコア業務純益(除く投資信託解約損益)は東日本銀行を含む3行合計で8%増の1095億円となった。有価証券のポートフォリオ組み替えに伴い、外債など297億円の売却損を計上した。
25年3月期の連結純利益見通しは、国内金利の上昇や運用ポートフォリオの改善により期間収益の増加を見込み、中期経営計画で掲げた700億円から750億円に引き上げた。年間配当も前期実績(23円)から3円増配の26円を予想する。
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