トヨタ自動車は13日、2024年3月期の取締役の役員報酬総額が前期比約65%増の35億4200万円だったと明らかにした。過去最高の利益を挙げるなど好業績だったことを反映した。期中に退任した取締役を含むため、対象が前期の10人から15人に増えた。6月18日に開く定時株主総会の招集通知に記載した。  固定報酬が8億4400万円、賞与と株式報酬(株価換算額)で構成する業績連動報酬が26億9700万円だった。指標とするグローバル企業を参考に報酬水準の引き上げを行ったという。  3月末時点の株主構成は、外国法人などの比率が25・01%と全体の4分の1を超えた。


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