創業したコンサルティング会社で、環境や人の健康に配慮した建物や都市空間の調査、評価を手がける。平松宏城(ひろき)社長(63)は「気候変動対策を口先で終わらせず、本気で取り組まないと」と、都市の再開発現場などを飛び回る。  証券会社を経て、長期的視点で社会をよくしたいと2006年に起業。地球温暖化防止目標を定めた15年のパリ協定の採択後、環境を意識して投資する動きが強まり、「やっと世間に注目されるようになった」。  最近は、麻布台ヒルズや晴海フラッグの環境認証を手がけた。「建物は完成して終わりではない。温室効果ガスの排出量調査などを通し、実際に効果が出ているかまでフォローしていきたい」と力を込める。


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